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フッ素に年齢って関係ある?フッ素の取り入れ方を濃度や種類別に解説!

監修:歯科医師 金丸智士


フッ素コーティングしてある歯のイラスト

歯医者さんで聞いたり、ハミガキ粉で見かけたりするフッ素。歯にとって良いものだということは知っているけど詳しくはわからないという方も多いと思います。

ここでは、フッ素について多くの親御さんが悩まれる、何歳から始めたらいいのか?何歳まで続けたらいいのか?を解説していきます!

【目次】
1.フッ素の開始は乳歯が生え始めたら
2.フッ素は年齢によって適したものを選ぼう
 2-1 歯の生え始め~2歳(乳歯萌出期)
 2-2 3歳~5歳(乳歯期)
 2-3 6歳~14歳(乳歯から永久歯への生え変わりの時期)
 2-4 15歳以上(永久歯期)
3.大人の口腔ケアにもフッ素は効果的
4.まずはかなまる歯科クリニックへご相談ください

フッ素の開始は乳歯が生え始めたら

フッ素は何歳からでも始めることができるってご存知でしたか?多くのお子さんは1歳頃からたくさんの乳歯が生えてくるので、その頃からフッ素を開始することをおすすめいたします。

ところで、どうして乳歯が生え始めたらフッ素をした方がいいのでしょうか?

それは、フッ素には歯を強くする力があるからです。

生えたばかりの乳歯は柔らかくて虫歯になるリスクが高いです。そのため、乳歯が生え始めた頃からフッ素を始めて、お子さんの歯を強くし虫歯から守っていくことが大切です。

フッ素は年齢によって適したものを選ぼう

ご自宅でケアしていく場合、毎日使うハミガキ粉はフッ素入りであれば何でもいいのでしょうか?

フッ素でよく見かける「数字ppm」の組み合わせ。何だかわかりますか?

これはフッ素の濃度を表しています。フッ素には濃度が濃いものから薄いものまでいくつかの種類があります。

濃度が薄い濃いがあるので年齢に応じて使い分けるのがおすすめです!

例えば、お子さんが小さいうちは薄い濃度のフッ素で歯を守っていき、間食が増えたり生活のリズムが不規則になる小学生頃から濃い濃度のフッ素を使うようにするといいでしょう!

歯の生え始め~2歳(乳歯萌出期)

歯磨き粉のフッ素濃度:900〜1000ppm
使用量:米粒程度(1〜2mm程度)


飲み込んでしまわないように、保護者の方が見守りながら歯磨きを行いましょう。

3歳~5歳(乳歯期)

歯磨き粉のフッ素濃度:900〜1000ppm
使用量:グリーンピース程度(5mm程度)


3歳~5歳になると、お菓子や甘いものを食べることが多くなって虫歯になりやすくなります。フッ素で予防していくことがお子様の歯を守るためにとても大切です。

6歳~14歳(乳歯から永久歯への生え変わりの時期)

歯磨き粉のフッ素濃度:1400〜1500ppm
使用量:歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)


小学校に通い始める年齢になると乳歯から永久歯への生えかわりが始まります。生えたばかりの永久歯は柔らかくて虫歯になりやすいのでフッ素が特に重要です。

虫歯のリスクを減らすために、フッ素の濃度が高いハミガキ粉を選んで、歯磨きが毎日の習慣になるように頑張っていきましょう!

15歳以上(永久歯期)

歯磨き粉のフッ素濃度:1400〜1500ppm
使用量:歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)


6歳以上と同じ濃度と使用量です。高校生になると部活や受験で忙しくなり、間食も増えて虫歯のリスクがさらに大きくなります。

フッ素濃度の高いハミガキ粉を選んで毎日の歯磨きで歯を強くし、虫歯になるリスクを小さくしていきましょう。

大人の口腔ケアにもフッ素は効果的

フッ素は大人にも効果があるのでしょうか?

大人になると、不規則な生活やお仕事の関係で歯磨きを食事ごとにできない方も増えてきます。

また、年齢とともに歯周病が進行して歯茎が下がっていき、歯の根本部分が露出して虫歯になりやすい歯になっていることもあります。

歯の根本の部分は柔らかい成分でできていて、とても虫歯になりやすいという弱点があります。

そのため、大人であってもフッ素を定期的に使っていくことで歯を強くし、自分の歯を守っていくことが大切です。

また、インプラントなどの外科的な手術をされている場合でも、ほかに自分の歯が残っているのであれば、フッ素を使って残っている歯が虫歯にならないように守っていくことも必要です。

フッ素は子供の歯を強くするためだけではなく、大人の歯を強くするためにも効果があります。適切な濃度のフッ素を選んで正しい歯磨きの習慣を身につけていきましょう!

まずはかなまる歯科クリニックへご相談ください

フッ素は、子供にとっても大人にとっても歯を守るために有効な方法で、年齢に応じた使用量や使用方法を守れば子供にとっても安全なものです。

当院ではフッ素を保険診療で行っています。日常の歯磨きでの使用に加え、歯科医院での高濃度のフッ素は歯を守るためにより効果的な方法です。

正しいハミガキ粉選びや定期的な来院でのフッ素について、もっとお話をお聞きになりたい方はいつでも当院へご相談ください。

フッ素でお子さんの歯もご自身の歯もしっかりと守っていきましょう!

※2023年1月に”4学会合同の推奨されるフッ化物配合歯磨剤の利用方法”が公表され、推奨される歯磨き粉のフッ素濃度に変更がありました。フッ素濃度1000ppm以上の歯磨剤について、年齢に応じた使用量を示すことで、有効性と安全性の両方を担保した内容へと変更されています。

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