舌の痛み
舌の痛みの原因と治療
舌やお口の中の粘膜がヒリヒリとしびれるように痛かったり、その痛みが慢性的に続くようなら「舌痛症」の可能性があります。
見た目に変化はなくても、舌の先やふちに違和感が出ます。
歯科治療が終わってからこれらの症状が出ることもあります。
舌の痛みの原因
口内炎
細菌感染で発症した口内炎、炎症、潰瘍などが原因で舌や口の粘膜が痛く感じることがあります。
舌の異常を確認して原因を特定できます。
歯並び、詰め物、入れ歯などによる摩擦
歯並びや詰め物、入れ歯入れ歯の金具などの摩擦などによって、舌が痛く感じることがあります。
お口の中の状態をチェックすれば原因を特定できるケースもあります。
ご相談ください。
舌ガン
舌や口の中にできた口内炎や潰瘍がなかなか治らないと大きな病気を疑われるかもしれません。
口内炎は一般的に数日〜10日ほどで治ります。
もし症状がこれ以上長く続いているようであれば、一度歯科医に診ていただくことをおすすめします。
「舌がん」はお口にできるガンである「口腔がん」の一種です。
舌の表面や裏側がただれたり、炎症をおこして硬くなったりします。
口内炎によく似た症状の場合もあり、ご自身では判別が難しいこともあるため、歯科医にご相談されることをお勧めします。
口腔がんの原因の代表的なものに、「喫煙」「飲酒」があります。
また、舌や粘膜へ刺激を与えてしまうような乱れた歯並びや歯ブラシも原因になると考えられています。
その他
栄養不足や精神的理由が原因で舌が痛く感じることもあります。
唾液の減少、カビ、詰め物の金属(アレルギー)が原因のこともあります。
舌の異常、口内炎は歯医者さんへ
歯や歯茎以外にも、舌やお口の粘膜などお口の中のことはもちろん顎の状態なども歯科医院でチェックできます。
定期検診でこうしたトラブルを見つけられることもあります。
口腔がんの疑いがあれば、大学病院などの専門機関と連携して検査を進めます。
かなまる歯科クリニックは医療連携の体制が整っておりますので安心してご相談ください。
お口の中に気になる症状があったり、しばらく歯医者さんにへ行っていないという方は是非この機会にお口の状態チェック(検診)を受けられることをおすすめします。